北方シネマ

(*)上映回によって時間や場所が変更することもあります。毎回の案内をご確認ください
学内駐車場は使えません。お越しの際は公共交通機関をご利用下さい
北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学 北方シネマ(竹川研究室)
【電話】080-6458-1184 (水曜を除く平日 11:00-17:00 応対)
【email】kitagata.cinema@gmail.com
【料金】前売予約1000円・当日1200円・シニア/障害者1000円・大学生/高校生500円(資料代)・中学生以下無料

2018年1月5日金曜日

北方シネマ009『躍る旅人〜能楽師・津村禮次郎の肖像』(津村禮次郎氏来場決定!)

躍動する能楽師の、果てしなき冒険の旅

能楽師・津村禮次郎の身体と活動を通して、伝統文化「能」の新たな魅力と表現の可能性を発見するドキュメンタリー





日本に600年以上も伝わる伝統芸能「能」。このドキュメンタリー映画は能楽師・津村禮次郎(つむら・れいじろう)が、バレエやパントマイム、バリ舞踊など様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションを通じて、身体表現の可能性を大きく広げていく姿を5年に渡る長期取材と構成によって描いた作品である。


予告編はこちらから


「ひとつのものから発展していき、次々といろんなものを創り出して、何かひとつのものを創り出していく。それを旅、Journeyというんです」


70歳を迎えた能楽師・津村禮次郎。古希を祝う記念能が国立能楽堂で行なわれた。これをひとつの通過点とし、今後の更なる跳躍へと胸を躍らせる津村。バレエ、コンテンポラリーダンス、パントマイム、異境の芸能…、津村禮次郎は未知の世界に自分を投げ出した時、そこから何が自分の中から出てくるのか、という冒険を続けている。


『トキ』 バレリーナ・酒井はなと


『HAGOROMO』ダンサー・森山開次と


彼が初めて能に触れたのは19歳の時である。当時女流能楽師のパイオニア・津村紀三子の芸に強く惹かれ内弟子となり、以後、ひたすら古典能の研鑽に没頭し、40歳を過ぎたあたりから、精力的に独自の創作活動を行うようになった。様々なコラボレーションで発揮する津村の豊潤で力強い身体表現は、能という芸能に対する、長い間の厳しい修行と鍛錬に裏打ちされたものである。

津村の飽くなき創造へのチャレンジ、異なる表現への好奇心。そして、その場を共有する人達とのしなやかなやり取りは、表現に関わる人間だけではなく、今の時代、異なる文化、人種、宗教を持つ人同士がとるべきコミュニケーションのあり方にも大きな示唆を与えてくれるであろう。




津村禮次郎

観世流緑泉会代表 重要無形文化財(能楽総合)保持者
社団法人日本能楽会・社団法人能楽協会会員
二松学舎大学文学部特任教授
一橋大学社会学部講師(2009)
1942年生。大学在学中に女流能楽師のパイオニアである津村紀三子に師事。
1974年緑泉会を継承し代表会主となる。
古典能の公演のほか新作能、創作的活動も多数。
近年では文化庁文化交流使として、海外での指導交流活動や制作公演も行っている。
佐渡での公演と小金井薪能は30年以上に渡って現在も続いている。著作に「能がわかる100のキーワード」(小学館刊) 、写真集「舞幻」(ビイングネットプレス刊)。
観世流緑泉会公式サイト→ http://www.ryokusenkai.net/
より詳細なプロフィール・実績は観世流緑泉会のページよりご覧ください→http://www.ryokusenkai.net/profile.html

人生も、芸道も、終わりなき冒険の旅ー

『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』
■上映案内
北方シネマ ★ゲストトークには津村禮次郎さんご本人が登場!★
2018年1月5日(金)18:30開演 1回限り
北九州市立大学 本館A-101にて
予約はこちらから https://kitagata-cinema.blogspot.jp/2017/02/blog-post_14.html

東田シネマ
12月15日(金)16日(土)17日(日) ★通常より1週早めての上映となります★
①10:30 ②13:00 ③15:30 ④18:00
北九州市環境ミュージアム ドームシアターにて
予約はこちらから http://higashidacinema2014.blogspot.jp/p/ticke.html



■クレジット
『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』
HD/110分/カラー/2015年/日本 ©究竟フィルム KUKKYO FILMS
監督・撮影・編集:三宅流(みやけ ながる)
出演:津村禮次郎、小㞍健太、酒井はな、森山開次、平原慎太郎、小野寺修二、Ni Wayan Sekariani ほか
音楽:石田匡志
撮影協力:与那覇政之
編集助手・予告編:上原拓治
協力:緑泉会 スタジオ・アーキタンツ オフィス・ルウ カンパニー・デラシネラ 佐渡観光協会 小金井薪能実行委員会 一橋観世会 セルリアンタワー・能楽堂 国立能楽堂 喜多六平太記念能楽堂 せんだい演劇工房10-BOX 高橋泰裕 利尻麒麟獅子舞保存会 小池博史ブリッジプロジェクト 熊野本宮大社 熊野鬼城太鼓 古澤巌 石田一志 ふじたあさや
プロデューサー:加瀬修一、田村昌裕
製作:究竟フィルム KUKKYO FILMS、contrail、株式会社アースゲート
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
配給:究竟フィルム KUKKYO FILMS 配給協力・宣伝:contrail

(作品HPより)

■Keywords
#能 #能楽 #津村禮次郎 #薪能 #コンテンポラリーダンス #身体表現 #演劇 #舞台芸術 #伝統芸能 #コラボレーション #八幡高校 #バレエ #バリ舞踏

作品公式HP:http://www.odorutabibito.com/
Facebook:https://www.facebook.com/odorutabibito
Twitte:https://twitter.com/odoru_tabibito

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